1000年以上の歴史を、脈々と受け継ぐ日本刀。
素材(たたら製鉄、和鋼玉鋼)、制作方法(鍛錬、焼入れ、研磨外装)等、
太古からの伝統に培われた、日本独自の優れた伝統工芸技術が生み出したものである。
神話伝説、御神体、献上、下賜、刀剣用語等。又、日本刀剣鑑賞や、記念御護刀、宝物でもある日本刀には、独自独特の日本刀文化があります。
加治田刀剣では、日本刀製作、研磨工作修理、触日本刀文化体験受け入れ等
常に『触日本刀文化』発信を心掛けております。
加治田刀剣
𠮷田 研 兼久
𠮷田 政也 正也
古来より日本刀(刀剣類)は、邪気を払い、魔物に太刀向かい、悪霊をも太刀斬るものとされてきました。
我国独自の日本刀は、武将達の攻め(矛(ほこ))と守り(貭(たて))の役目の領域を兼ね備えてきました。
武器としての役目を終えた日本刀ですが、現代の刀鍛冶(刀匠)達は、美術品であり、宝物、御守り刀、記念刀として、作る目標(作意)や、先人達の製作意識を、感じながら、日々鍛錬で、日本刀製作に、励んでいます。
昨今の、この様な悲惨な状況、目に見えない得体の知れないバケモノ、新型コロナウイルスの、魔の手を断ち切り(太刀斬り)<矛(ほこ) 攻(せ)め>、 コロナウイルス感染防御<貭(たて) 守(まも)り>として、
このモンスターを、太刀打ち負かすべき、祈念(記念)銘『〈表〉 兼久作 以(もって) コロナウイルス撃滅祈願 之(これ) 〈裏〉 令和二年仲春』入り「太刀」を製作致しました。
この刀は、鎌倉時代中期頃の一文字派を目標とした太刀で、刃長78.5cm・
反り2.7cm・全長101.5cm 重花T字波紋。
所々に飛び焼き刃紋が出ています(鑑賞上、特価されるべきものではありませんが)。
特にハバキ元の飛び焼き(「島刃」「離れたる刃」)は、ひいき目に観て頂ければ、新型コロナウイルスを断ち(太刀)斬り、切り刻んだ姿としてイメージして頂ければ幸いです。
御守りであり、魔を断ち切る(太刀斬る)モノとして精神面での日本刀文化を感じとって頂ければと思います。
こんな時こそ、一致団結して、この【新型コロナウイルス】感染に立ち(太刀)向かいましょう。
令和2年4月 吉日
吉田 劔 直江兼久
『コロナを太刀斬り!悪霊(ウイルス感染)に太刀向かえ‼』で、コロナ撃滅❕ 古式日本刀鍛錬実演 火花を散らせて❢明るい世の中になりますよ-に❕
** 明るく火花を散らせる鍛錬実演風景画像
3年ぶりに入場制限、3密回避にて関刃物祭りが開催されました。 (2021.10.17)
古式日本刀鍛錬実演は、横座、𠮷田政也正也。日本刀案内解説と、2番先手は、𠮷田研兼久が対応しました。
** 太刀斬る!太刀向かえ!
プロフィール
伝法=美濃伝(直江志津)、相州伝(志津等)備前伝(一文字写、応永備前)、山城伝、 大和伝(大和志津)、新刀(国廣、清麿)特伝 等。
刃紋=互の目、丁子、重花丁子、直刃、のたれ刃紋等
作り込み=甲伏せ、捲り、本三枚、折り返し三枚、四方詰め等。
使用材=日刀保玉鋼、卸鉄、時代材卸鉄、小たたら製鉄材等